病院のご案内 About
院長のご挨拶
院長
椛島 章
2026年4月より大分医療センターの院長に就任しました、椛島 章です。出身は、大蛇山まつりが有名な福岡県大牟田市です。近年、明治以降の石炭産業遺構が世界文化遺産に登録されました。1994年に九州大学を卒業し、九州大学第二外科(現 消化器総合外科)に入局しました。専門は消化器外科です。様々な関連病院で研鑽を積む中で、2006~2008年は大分赤十字病院に、2008年~2010年は大分県立病院にと大分の地で診療をさせていただきました。縁あって、2017年より再び大分の当院に赴任いたしまた。今回の赴任は10年目になりました。
2021年4月に奈須前院長先生が院長に就任されると共に、統括診療部長を拝命し、当院幹部職員の一員となりました。統括診療部長を3年間務めた後、副院長を2年間務めました。新型コロナパンデミック・2度の病院クラスター・ウィズコロナを目指した診療の継続・コロナ後の患者減少と物価上昇による経営収支の悪化・経営改善への取り組みと、激動の5年間でした。それまでの外科臨床中心の日々が一転しました。手術から遠ざからねばならない日々に戸惑いを感じることもありました。しかし、そのような中で前院長先生は、「粛々」と病院運営に取り組まれてこられました。並大抵なことではなかったと感じます。少しずつではありますが、病院運営も上向いてきています。 このような状況で院長業務を引き継ぎ、身の引き締まる思いです。
院長就任にあたり2026年度の病院目標を立てました。「地域を支え、地域から必要とされる病院であり続ける。」そのために、「お互いを理解し、共に協力して、よりよい明日のための一歩を始める。」としました。当院の基本理念として、「愛の心・手でやめる人々に寄りそう医療」があります。その理念を少し具体化しました。「地域を支え、地域から必要とされる病院であり続ける。」は、中長期的な目標と考えています。近年の医療の進歩・医師の偏在化・少子高齢化等の状況の中で、病院もブランディング・専門性・地域性が求められています。地域の人々のニーズを読み取り、残すべきは残し、変えるべきは変えていく、そのことを続けていく柔軟性が必要と考えます。「お互いを理解し、共に協力して、よりよい明日のための一歩を始める。」は比較的短期的な目標です。お互いとは、当院スタッフ同士だけでなく、当院スタッフと関連医療機関のスタッフの方々・スタッフと患者さん・患者さんと家族・患者さん同士などいろいろな人々のつながりを意味します。また、よりよい明日は、健康だけでなく、よりよい病診連携・病院経営・家庭環境・地域環境と広い意味を含みます。そして、一年一年、少しでもいいから改善・成長する(ことを思い続ける)ことを目標としました。
今後、当院ではCT・リニアック入れ替え、そして、電子カルテ更新と大きな変革を迎え、スキルアップが期待されます。一方、医師を含めたスタッフの減少による診療制限の課題もあります。また、2026年度の診療報酬改定では急性期病院入院基本料の新設がなされ、急性期病院としての当院の立ち位置も見直しが必要となります。前途は決して明るい事ばかりではありません。混乱する時期もあろうかと存じます。ただ、どんな時でも「地域のために」「共に」の気持ちを忘れずに、医療を継続していきたいと思います。皆様には今度とも当院を頼っていただき、時には御支援・御指導もいただきたいと存じます。何卒、よろしくお願いいたします。
2026年4月 大分医療センター院長 椛島 章
