診療科・部門ご案内 Section
泌尿器科
スタッフ紹介
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- 院長
- 奈須 伸吉
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- 医学博士
- 大分大学医学部臨床教授
- 大分県立看護科学大学臨床教授
- 日本泌尿器科学会泌尿器科指導医・専門医
- 日本泌尿器科学会日本泌尿器内視鏡学会泌尿器腹腔鏡技術認定医
- 日本透析医学会認定医
- 死体解剖資格認定(病理解剖)
- 臨床研修指導医
- 難病指定医
- 日本泌尿器科学会西日本支部評議員
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- 部長
- 住野 泰弘
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- 医学博士
- 大分大学医学部臨床教授
- 日本泌尿器科学会泌尿器科指導医・専門医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
- 日本排尿機能学会認定医
- 日本泌尿器科学会日本泌尿器内視鏡学会泌尿器腹腔鏡技術認定医
- 日本泌尿器科学会西日本支部評議員
- 難病指定医
- 臨床研修指導医
- 日本排尿機能学会代議員
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- 医長
- 河野 香織
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- 日本泌尿器科学会泌尿器科専門医
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- 医師
- 村上 幹
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- 日本泌尿器科学会泌尿器科専門医
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- 非常勤医師
- 古川 雄一朗
泌尿器科の特色
大分医療センター泌尿器科は、日本泌尿器科学会専門医教育施設です。
当科は、治療効果がとてもすぐれ、患者さんの身体に優しい、内視鏡手術の経験が豊富です。
泌尿器科で行っている、いろいろな診療内容について、ご紹介しましょう。
(1)前立腺がんの内視鏡手術
前立腺がんの腹腔鏡(ふっくうきょう)手術は、12年行っており、豊富な経験があります。当院では今までに300例近く行い、手術方法は完成されています。近年、日本では、ロボット手術が徐々に広まりつつあります。腹腔鏡手術とロボット手術はよく似ていますが、それぞれに長所と短所があり、決していずれか一方がまさるわけではありません。いずれの手術も、何と言っても手術経験が重要な手術です。その点、当院には、豊富な経験があります。がんを治す精度が高く、安全で、術後の排尿にも優れた手術です。腹腔鏡手術技術認定医が居ますので、どうぞお任せください。
(2)腎臓・尿管の癌、副腎腫瘍などの内視鏡手術
腎臓や副腎などの腹腔鏡手術は、20年、通算500例以上の経験があります。がんを治す精度が高く、からだにやさしい手術です。腹腔鏡手術認定医を含む3名の泌尿器科専門医が手術を行います。安心して、お任せください。
(3)前立腺がんの検査
1.前立腺の内部がよくわかるMRIを撮ります。2.生検で、がんの診断をします。生検とは、肛門に近い皮膚から、針を刺して前立腺の細胞を採り、顕微鏡でがん細胞が有るかどうか調べる方法です。下半身の麻酔をして行いますので、まったく痛みは無く、わずか30分ほどで終わります。2‐3日の入院が要ります。
(4)前立腺肥大症の内視鏡手術
身体に安全な、生理食塩水を使用した、バイポーラメスで、尿道から内視鏡手術をします。また、昨年より、出血がとても少ない、バイポーラ蒸散メスを使用していますので、安全です。麻酔をしますので、まったく痛くありません。前立腺肥大症の内視鏡手術は、30年近い経験があります。
(5)膀胱がん、尿路結石の内視鏡手術
膀胱がんは、尿道から内視鏡を入れて、バイポーラメスで切り取ります。尿路結石も、尿道から内視鏡を入れて、砕いて取り出します。麻酔をしますので、まったく痛くありません。この手術も30年近い経験があります。
(6)腎臓・尿管結石を切らずに手術する
2年前に、体外衝撃波結石破砕(ESWL)装置(ショックウェーブで結石を爆破する治療)が新しくなりました。1年に100人以上手術をしています。麻酔をせずにできる安全な方法で日帰りか、1泊入院ですることが多いです。
(7)腎不全の治療
腎臓の働きが弱り、体の毒素を体外に出せなくなった人に、透析治療をしています。透析とは、血液透析と腹膜透析があり、当科は、両方の治療をしています。血液透析は、10人分の最新機器があり、広く新しい透析室で行っています。腹膜透析は10人以上の方が通院されています。